スハラー(側転→側方宙返り)

スハラー誕生秘話

下の動画は、皆さんご存知の(と言うか、オレが言いまわっている)
通称「スハラー(側転→側宙)」です。

体操でもロンダートからひねっての側宙は、よく見るポピュラーな連続ですが、スハラーは側転からそのまま横向きに引き上げる、やってる本人も時々わき腹を痛めちゃう、不思議な連続技です(笑)

おかげさまで町田体操クラブで指導員をされている、体操スペシャリストの方々からも「なんだ!?、その技は!!」と、ご好評頂いています(ホントか?)

マットでスハラー
(多摩体育館にて)

この技は昔、卒業して練習場所がなくなってしまった、若き日のGARAが、仕方なくアスファルトの上で飛んでいたある日、スピードに乗った側転を2回連続させていたところ、たまたま連続のタイミングがズレて、2回目の側転が浮いてしまったのがきっかけなんです。

まぁ、よく「ロンダート→バク転」の連続を始めたころ、バク転が浮いてしまい、場合によってはテンポ宙になってしまう失敗は誰でも一度は経験するものですが、その側方版ということになるのでしょうか…

以後、改良を重ねて、今では安定度は抜群、できの良い悪いはあっても、とりあえず宙返りするだけなら、いつでもどこでも(外でも)OKです。今ではあんまり力もいらないので「疲れたときのスハラー」と言っているくらいです。

と言うわけで、久しぶりにアスファイルト上で飛んでみました。
こんな感じです。

お外でスハラー

外で飛んだのは
久しぶりでしたが、余裕です
(^-^)v

最後に、アスファルトで飛んでいた当時、スハラーを開発したころの写真が残っていたので、ここに載せておきます。

スハラー開発当時

なんと16年も前の写真です
ちゃんと後ろの看板に
「スハラ」て書いてあるし…

しかし、なんで舌出して
飛んでるんだ?

なお、スハラーを生で見たい方は、体育館でGARAを見かけたら、いつでも気楽に「スハラーやって」と声をかけて下さい。飛びますので…(笑)